WSL 2CentOS,CentOS8,Docker,Linux,Windows,WSL2

CentOS/Alma/RockyのWSL環境をDockerイメージから構築する
Windows 10以降、仮想環境中でLinuxディストリビューションを動かす「WSL」という機能が搭載されています。基本的に、そこで使えるディストリビューションは、Microsoftストアで配信されているもののみですので、CentOSなどは利用できません。

ですが、いろいろ調べてみると、LinuxディストリビューションのDockerイメージから簡単にWSL用のディストリが作成できるみたいですので、その方法を使ってWSL2でCentOSなどの環境を構築する方法を紹介します。

今回はCentOS、AlmaLinux、Rocky Linuxを例に紹介しますが、Dockerイメージさえあれば、他のディストリでも同様に構築可能かと思います。

WSL 2Docker,Linux,Windows,Windows 11,WSL2

Win11+WSL2にDocker Desktopをインストール

WSL2が公開されて以来、Windows版DockerもWSL2上で動くようにバージョンアップされました。従来のDockerに比べて、WSL2バックエンドなDockerは、起動が速く軽量、などの特徴があるそうです。

以前、Windows 10のWSL2環境にDocker Desktopをインストールする記事を書きましたが、その時に比べてWindowsのInsider Preview版ではWSL2のセットアップも簡易化され、手順が変わっています。

ということで、Windows 11のInsider Preview版を例にとって、WSL2バックエンドなDocker Desktopをインストールする方法をまとめました。

2020年8月4日CAECAE,Docker,FrontISTR,Linux,Windows,WSL2

FrontISTRをWindows 10のDockerで使ってみた
FrontISTRというCAEソフトがあります。このソフトのマニュアルを読むと、基本的にLinuxにインストールして使用するソフトなのですが、ふと公式サイトを見たところDockerリポジトリーが公開されていたので、Dockerリポジトリーを使ってWindows上にインストールしてみました。

Windowsであればバイナリファイルが配布されていますし、WSL2(Windows Subsystem for Linux)のUbuntuを使えば公式マニュアル通りにインストールできると思いますが、今回はDockerの練習もかねて、Dockerを使用しました。

2020年8月2日WSL 2Docker,Linux,Windows,WSL2

Windows 10+WSL2環境にDocker Desktopをインストール
先日、Windows 10にWSL2(Windows Subsystem for Linux)をインストールしましたが、Windows向けのDockerもWSL2に合わせてアップデートされましたので、インストールしてみました。

従来のWindows向けDockerに比べて、WSL2で動くDocker Desktopは、Linuxがネイティブに動くため起動が速くパフォーマンスが高い、動的メモリにメモリを確保するためリソースを有効活用できる、Docker自体の起動が速いなどの利点があるそうです。