中編のこの記事では、wingetを用いたアプリのアンインストールやバージョンアップ、インストール済みソフト一覧の取得やソフトの一括インストール方法を紹介します。
wingetを使おう 中編:wingetでソフトを管理する
wingetを使おう 前編:wingetのインストールと基本操作
wingetを使えば、コマンド一つでソフトのインストールができますので、パソコンの初期設定の自動化が行いやすくなります。また、ソフトの一括アップデート(upgrade)もできるそうです。
そんなwingetですが、2021年5月にバージョン1.0が公開され、実用レベルになってきたみたいですので、紹介します。
Windows 11 ビルド22000.71はバグが多いので注意
現在、Windows Insider Preview参加者向けにWindows 11のプレビュー版が配信されています。
7月15日に、最新のプレビュー版であるビルド22000.71が配信され、うちのパソコンにも落ちてきましたが、どうもバグが多くてまともに使えない雰囲気でした。おま環の可能性が高いですが、全く使えないレベルだったので、私は22000.65へロールバックしました。
Windows Insider Previewはあくまでプレビュー版ですので、バグはあって当たり前ですので、実環境で利用している方は気をつけましょう。
Windows 11をローカルアカウントでクリーンインストールする
現在Windows 10を利用している方は、Insider Programへ参加してWindows UpdateすればWindows 11へアップグレードできます。ですが今回は、まっさらなWindows 11を試してみたいため、ISOファイルを使ってクリーンインストールしてみました。ついでに、ローカルアカウント(オフラインアカウント)でセットアップする方法も紹介します。
本記事は、記事更新時点(2021/08/22時点)に配信されている「ビルド22000.132」のISOファイルを使用しています。ネットに接続した状態でインストールすると、セットアップ中に「ビルド22000.160」へアップデートされます。
また、現時点(2021/08/22時点)では、Home版でもローカルアカウントでセットアップできるようです。(2021/10/06追記:正式リリース版のISOでも可能でした)
(2021/07/04時点)Windows 11をローカルアカウントでクリーンインストールしてみた
基本的に、今のWindows10 Insider Previewに上書きする形でインストールすることになるのですが、まっさらなWindows11がどんな状態なのか知りたいため、Windows11にアップグレードしてからクリーン再インストールしてみました。ついでに、ローカルアカウントでの初期セットアップができるのかも確認してみました。
本記事は、Windows11 Pro Insider Preview (21H2、ビルド22000.51)を元に執筆しています。正式リリースに向けて逐次内容が変わっていく可能性があります。また、Home版は一部異なる可能性があります。
少なくとも現時点のWindows 11 Proエディションでは、(Microsoftアカウントなしで)ローカルアカウントを作成してのインストールができるようです。Homeエディションも、少なくとも現時点ではローカルアカウントでインストールする裏技があるようです(テスト環境がないので試せていません)。