Rakuten UN-LIMIT (eSIM)を契約してみた(Pixel 4に入れる予定)
1月29日、楽天モバイルが新しい料金プランを発表しました。「1GBまでなら無料」に惹かれて、さっそく契約してみました。今回はサブ機として使っているPixel 4にeSIMを入れてみたいと思います。
ちなみに、eSIM契約で本人確認も画像でアップロードしたら即時開通なのかと思っていましたが、eSIM登録に必要な情報が配達されるのは最短でも2日後のようなので、即時ではありませんでした。記事執筆時点、申し込みが殺到していて配達も数日から1週間くらいかかるとのことで、まだ届いてません。届いたら、加筆する予定です。(あとで調べてみたら、スマホアプリの「my 楽天モバイル」からeSIMを契約すると即日だったらしいい)
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」
docomoのahamo、au(KDDI)のpovo、SoftbankのSoftbank on LINEと、大手MNOが20GB・3000円級のお得なプランを打ち出しましたが、それに対抗して楽天モバイルが新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表しました。
Rakuten UN-LIMIT VI(料金プラン) | 楽天モバイル現在提供されているプラン「Rakuten UN-LIMIT V」は、(楽天回線エリア内であれば)無制限で2980円でしたが、4月1日から提供される「Rakuten UN-LIMIT VI」は、次のような段階的定額制です(なお、2月1日時点ではキャンペーンが行われていて、1回線目であれば申し込みから1年間は通信量によらず無料です)。現在、「UN-LIMIT V」を契約している人は、4月1日に自動的に「UN-LIMIT VI」へ切り替わります。
- 0GB~1GB:0円(最初の1回線のみ。2回線目からは980円+税)
- 1GB~3GB:980円+税
- 3GB~20GB:1980円+税
- 20GB~:2980円+税
20GBまでの利用で考えると、他のMNO3社と比べて1000円安く、20GB以上は2980円で使い放題というのも特長です。ただし、速度制限のない使い放題は楽天回線エリア内のみです。パートナー回線エリア内で利用している場合は、5GBまでは速度制限なし、それ以降は最大1Mbpsに速度制限がかかります。
ちなみに、通話に関しては「Rakuten Link」アプリを使った国内通話は0円でかけ放題、通常の電話は30秒あたり20円です。その他、詳細は楽天モバイルの料金プランページをご覧ください。
Rakuten UN-LIMIT VI(料金プラン) | 楽天モバイル月あたりの容量について、私が今使っているBIC SIM (IIJmio)だと次の月に繰り越しできるのですが、楽天モバイルでは繰り越せなさそうです。(次のFAQはUN-LIMIT Vに関する回答と思われますが、おそらくUN-LIMIT VIでも同じだろうと思います)
利用可能データ量の繰り越しについて教えてください | よくあるご質問 | 楽天モバイル1GBまでは無料と聞いて、家に転がっている以前使っていたPixel 4に楽天モバイルのeSIMを入れてみることにしました。
楽天モバイルを契約する前に
料金体系は魅力的ですが、契約する前にいくつか確認しておきたいことがあります。
生活圏が「楽天回線エリア」か
楽天モバイルは自社で通信設備を持つMNOですが、自社回線のエリアは充分でないため、auの回線を借りてエリアの不足を補っています。この、楽天自前の設備によるエリアを「楽天回線エリア」、auの回線を借りているエリアを「パートナー回線エリア」と呼びます。
楽天回線エリアでは容量制限なく高速でデータ通信ができるものの、パートナー回線エリアでは月5GB以上使うと通信速度が1Mbpsに制限されます。そのため、高速なデータ通信が必要で、なおかつ月5GB以上使う予定の方は、生活圏が楽天回線エリアに入っているか事前に確認した方が良いでしょう。
なお、これらは「通信速度の制限がかかるか否か」だけの話です。パートナー回線エリアで月5GB以上使う場合も(速度は1Mbpsに制限されますが)料金は上記と変わりません。
エリアはこちらのページで確認できます。
通信・エリア | 楽天モバイルスマホが楽天モバイル回線に対応してるか
使おうと思っているスマホが、楽天モバイルの周波数や各機能に対応しているか、確認しておきましょう。
スマホによっては「全く対応していない」、「データ通信はできるが、楽天・パートナーの回線切り替えが自動で行われない」というものもあるようです。
楽天が公式に対応と謳っているのは、こちらの機種です。
楽天回線対応製品 | 製品 | 楽天モバイルまた、次のページに、他キャリアで購入しSIMロック解除等を行った端末の動作確認リストが掲載されています。
ご利用製品の対応状況確認 | 製品 | 楽天モバイルこれらのリストにない機種は、避けるかネット上に問題なし情報がないか探してみることをおすすめします。
Pixel 4以降のPixelシリーズは楽天公式機種のようで、問題なく使えるそうです。使おうと思っているPixel 4も、5G未対応なくらいで特に問題なさそうです。
楽天モバイルのeSIMを契約してみる
ということで、実際に楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」を契約してみます。これを契約すれば、4月1日には自動的に「Rakuten UN-LIMIT VI」へアップデートされます。
この記事は、次の前提で記述しています。
- スマホ自体は既存のSIMフリー機(Pixel 4)を使用する
- 新規契約(MNPでない)
- eSIMを使ってみる
- 電話番号は希望のものを選択してみる(1000円+税 かかります)
- 楽天会員でない
- パソコンから申し込む
例えば、MNPで転入する方は、それにかかる手続きが必要になるはずです。また、SIMロックのかかったスマホをお持ちの方は、SIMロックの解除が必要になるはずです。そのあたりは、ご自身の状況に応じて読み替えてください。
まずは楽天会員登録
契約手続きの途中、楽天会員のログインが必要になります。楽天会員の登録がまだの人は、先に登録しておくとスムーズに手続きが進められるともいます。(既に楽天会員の方は、飛ばしてください)
ひとまず、楽天モバイル トップページに行って、右上の「会員登録」を押します。
楽天モバイル トップページすると、楽天会員の登録ページに移ります。メールアドレスやパスワード等を入力し、「同意して次へ」を押します。
入力内容の確認画面に移ります。内容を確認し、「楽天会員ニュース」の購読が不要な人は「購読する」のチェックを外して「登録する」を押します。
「会員登録の完了」画面に移ります。これで楽天会員の登録は終了です。(合わせて楽天カードに入会する場合は、手続きを進めても良いでしょう)
楽天モバイルの契約
次に、楽天モバイルの契約に進みます。もう一度、楽天モバイルのトップページに戻ってきて、上部の「お申し込み」をクリックします。ちなみに、下部の「新規/乗り換え(MNP)お申し込み」ボタンは、楽天銀行・楽天カードの宣伝ページに飛びます。合わせてそれらを申し込みたい場合は、下のボタンを押すと良いでしょう。
楽天モバイル トップページすると、プランの選択画面に行きます。選択画面といっても選択肢は「Rakuten UN-LIMIT V」の一択ですので、それの「プランを選択する」をクリックします。
カートに「Rakuten UN-LIMIT V」が追加されます。続いて、サービスの選択画面に移ります。スマホ安心パックや国際通話かけ放題など、追加オプションが必要な場合は選択します。留守番電話などゼロ円のオプションは、自動で追加されます。税
下にスクロールすると、「SIMカードタイプ」という選択肢があります。使う機種に合わせてnanoSIMかeSIMかを選びます。Pixel 4はどちらでも対応していますが、今回はeSIMを選んでみました。
オプション設定等が終わったら、「この内容で申し込む」を押します。(多分、合わせてスマホを購入する人は「製品選択へ進む」を押すのだと思います)
すると、楽天会員ログイン画面に移ります。ここで、先ほど新規登録した(もしくは既にお持ちの)楽天のIDとパスワードを入力してログインします。
次に「契約者情報の変更」画面に行きます。ここでは、楽天会員登録時に入力しなかった、住所や電話番号なども入力します。入力が終わったら「変更する」を押します。
次に、本人確認の方法を選択します。「書類画像をアップロードで確認」か「受け取り時に自宅で確認」の二つから選べます。今回は前者を選んでみました。
すると、ページ下部に書類画像のアップロード画面が表示されます。ここで、スマホ等で撮影した免許証などの写真をアップロードします。画像から文字が読み取れない場合、再アップロードさせられたりするそうなので、明瞭な画像か確認してからアップロードします。良ければ、下の「次へ進む」を押します。
続いて「電話番号の選択」画面に移ります。電話番号の下4桁を指定したい方は2つ目の「選べる電話番号サービス」、電話番号に特にこだわりがない方は3つ目の「新規電話番号を取得」を選びましょう。
今回私は、下4桁を選ぶサービスを利用してみました(1000円+税 かかります)。2つ目のチェックボックスを選択すると、希望の下4桁の入力画面が出てきます。
希望の下4桁を入力して「検索する」を押します。すると、取得可能な電話番号が3つ出てきますので、その中から選びます。下の「他の候補を見る」を押すと、真ん中4桁が違う番号に変わります。希望の番号が出てきたら選択して「次へ」を押します。
続いてクレジットカード情報の登録を促されますので、入力して「新しいカードを追加」を押します。
「受け取りとお支払い方法」ページに移りますので、それぞれ希望を入力します。eSIMを契約する場合も、eSIMの登録情報は宅配で配達されます。楽天ポイントを使って支払う場合は、利用ポイント数を入力します。また、紹介で楽天モバイルを契約する場合は、紹介者の楽天モバイルIDを入力します。配送希望日は、初期状態で2日後が設定されていますので、それよりも遅い日を希望する場合は、変更しましょう(ただし、私が申し込んだときは混雑していたので、「希望日によらず1週間くらいかかるかも」という案内が出ていました)。
不要であれば、メルマガや楽天ひかりの案内メール配信のチェックを外して「申し込む」を押します。
「プランのみが選択されています」という注意が出てきます。今回、スマホは手持ちのものを利用するため、回線のみの契約で構いません。なので「この内容で申し込む」を押します。
続いて、「重要事項」説明書が表示されますので、よく読みます。契約内容の郵送が必要な場合は、チェックを外して「上記内容を確認し、同意しました」にチェックを入れます。(「同意しました」のチェックを入れた瞬間、次の画面に移ります)
同様に、「通信に関する情報の取得、利用」についての案内が表示されます。読んだら「上記内容を確認し、同意しました」にチェックを入れます。
さらに「快適なサービスをご利用いただくための情報提供について」という案内が表示されますので読みます。この情報提供に同意する場合はチェックを入れます。これに関しては任意ですので、同意したくない場合はチェックしなくても進められます。チェック有無を選択したら「同意して申し込む」を押します。
以上で申し込み手続きは終わりです。「お申し込みに成功しました」と表示されたら完了です。
上図の「申し込み履歴」を押して「申し込み番号」をクリックすると、手続き内容が確認できます。また、楽天会員のメールアドレスにも申し込みの確認メールが届きます。今後の流れが載っていますので、メールにも目を通しておきましょう。(このあたり、2月1日21時でした)
楽天モバイルから不備連絡が届いた
翌日2月2日の11時頃、楽天モバイルからメールが届きました(夜間の申し込みは、翌日の営業時間に確認しているのでしょう)。理由は「本人確認書類の不備」でした。恥ずかしながら、普通に住所を打ち間違えていて「本人確認書類の住所と異なる」ということでした。
メールにリンクが貼ってあって「内容をご確認ください」というのですが、リンクが「$Link」というプレースホルダーのまま届いて開けませんでした。
ということで、楽天モバイルのトップページ右上から「my 楽天モバイル」ボタンを押すと、登録情報を再確認するように促されますので、修正します。本人確認書類の画像は、既にアップロードしたもので良ければ、そのまま手続きを進められます。
希望電話番号は前回確保できたまま手続き再開で、もう一度登録手続きを進めていきます。基本的にすべて入力済みなので確認しながら次へを押していくだけです。
eSIMの登録情報が届く・・・はず?
以上で申し込みが終わりなので、数日中にeSIMをスマホに登録するための情報が配達されるはずです。なのですが、新料金プラン発表以降、申し込みが殺到しているようで、配達まで数日~1週間くらいかかるそうです。ということで、この続き(Pixel 4にeSIM登録)はまた後日にしたいと思います。
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