Pixel 4のバッテリーが膨張したので、交換申請してみた

2020年7月20日Google Pixel 4Pixel4,スマホ,レビュー

Googleのスマートフォン「Pixel 4」は、2019年10月24日に発売されました。

私は事前に予約して発売日頃から使用しているのですが、先日(2020年7月11日)ふとケースを外してみたところ、バッテリーが膨張して本体の裏蓋が外れかかっていました。それをツイートしたところ、Googleのサポートが拾ってくれて、保証交換する流れになりました。

今回、保証を使って交換する申請をしてみましたので、そこまでの成り行きをまとめてみました。

なお、この記事は、あくまで私が受けたサポートについてまとめたものです。Googleのサポートも個別対応をしていたり、時期によって対応方法が違ったりすると思いますので、その点はご了承ください。

バッテリーの膨張に気付いた

ずっと公式のジーンズっぽいケースを使っていたので気付いていませんでしたが、ふとケースを外してみたところ、ボタン側の背面に段差があるのに気付きました。

よく見てみたら、バッテリーが膨張して本体裏のカバーが外れかかっていました。横から見ると、防水シーリング用のブチルっぽいものが見えてます。一応、普通に使う分には問題ないと思いますが、本体のカバーが開いていると防水性能が不十分だと思いますので、不安が残ります。

言われてみると、左からより、右からの方が「戻る(画面端からスワイプ)」をしやすい気がしていたのですが、本体が膨らんだことで右側だけケースの ふち との段差が少なくなっていたからだったようです。

Googleサポートが拾ってくれた → DMでやりとり

前述の最初のツイートをしてから15分後くらいに、Googleのアカウントから「詳細をDMで教えてほしい」と返信ツイートがありました。

返信が早すぎる(笑) はたして、このツイートは人なのかボットなのか

Googleサポートのツイートの通り、DMの方で追加の情報を連絡しました。概ね、下記のようなやりとりです。


自分:バッテリーが膨張してカバーが外れてる。どうすれば良いか
Google:詳細の案内のため、購入店舗、購入日時、いつごろ症状が出たかか教えてください
自分:Googleストア、発売前に予約注文した、分からないが気付いたのは今日
Google:Pixelを購入したGoogleアカウントでログインし、こちらのアドレス(Pixelの問い合わせフォーム)から追加の情報を連絡してください


DMの中で、念のためGoogleストアでの注文番号も伝えました。

購入店舗を聞いてきたのは、携帯電話会社で購入したなら、そちらのサポートに問い合わせるよう案内するためでしょう。私はGoogleストアから購入していますので、Pixelのサポート問い合わせページに案内されました(URLを見るに、ツイッターなどでのやりとり専用の問い合わせフォームのようです)。

「購入したGoogleアカウントでログインし~」とあるのは、購入履歴を辿るためだと思います。また、問い合わせフォームにはツイッターアカウントを入力する欄がありますので、ツイートやDMのやりとりも見て、サポートを引き継いでくれるようです。

メールでやりとり

問い合わせフォームで連絡した後は、メールでのやりとりになりました。

やりとりはこんな感じでした。


Google:充電器は何を使っていますか?複数使っている場合は、その割合も教えてください。
自分:主にこれらを使っています。(←純正充電器でないと保証が効かないのか不安になる)
  (注:後のGoogleの返信を見るに、これらの充電器が悪者というわけではなさそうです)
自分:割合は、一つ目が85%、二つ目が10%、その他で5%位です。
   一つ目は、1Aのポートを使っています。

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USB機器を一気に6台充電できるUSB充電ステーションです。
5V×2.4Aのポートが4つと、5V×1Aのポートが2つあります。また、スマホやタブレットを立てかけておくための仕切り板も付いています。
ACアダプタ部分は本体の黒い部分に内蔵されているため、ACアダプタの置き場所に困らず便利です。
セイワ(SEIWA) F270 シガーソケット充電器
Anker PowerCore 13000 モバイルバッテリー

Google:端末に問題がある可能性がありますので、交換方法を案内します
Google:ちなみに、カスタムROMやAndroidベータをお使いですか?
自分:いいえ


充電器の質問をしてきたのは、「急速充電を多用しているのか」「USB充電かQi充電か」「粗悪な充電器か」あたりを確認したかったからかと思います。また、カスタムROMやAndroidベータのくだりも、充電制御が問題なのかを切り分けようとしているんだと思います。ちなみに私は、まさにバッテリーが劣化するのを嫌って1Aの充電器を常用していたのですが、ダメでした。

案内された保証交換は、次のような手順です。

  • 交換品注文用のURLが届く
  • 交換品を注文する
  • 交換品が届く
  • 修理返品リクエストをする
  • 故障品を着払いで発送する

交換品の注文をすると、商品の代金分、一時的にクレジットカードのショッピング枠が確保されるそうです。ただし、交換品が届いてから14日以内に故障品を返送すれば、その代金分の枠は解放されるそうです。(商品の購入とは異なり、クレジットカード会社が一時的にお金(クレカ枠)を預かる仕組みらしい)

また、交換品は、新品ではなく再生品が送られてくることもあるそうです。

交換品を注文

前回のやりとりは土曜日でしたが、週が明けて月曜日に交換品の注文用アドレスが届きました。一つ目がメール本文、二つ目が添付のPDFファイルです。

交換品注文用ページの案内メール
メールに添付されていたPDFファイル

いろいろ時間制限が書かれていますが、

  • メールが届いてから72時間以内に交換品を注文する
  • 交換品が届いてから14日以内に、保証返品の引き取り手続きをする
  • 交換品が発送されてから21日以内に、故障品を返送する(発送ではなく到着が21日以内?)

とのことです。

また、スマホの返品の場合は、本体だけを送付し、SIMカードや充電器、アクセサリーは手元に置いておくそうです。(スマホリングやフィルムを貼ったまま返送した場合、そのまま廃棄されてしまうとのこと)

無料引き取り依頼のリンク先はこんな感じです。Google製品の返品は、Googleから委託している業者に返品するようですので、このリンクもGoogle外のURLで、返送先もGoogleでない会社でした。

RMA手続きページ

交換品の注文アドレスを開くと、次のようなページに飛びました。Googleのアカウントから宛先住所やクレジットカード番号が入力済みの状態でした。

交換品の注文ページ

このまま「購入を確認」を押せば注文完了でした。

交換品注文の完了

とりあえず、今回は交換品を注文したところまでです。交換品が届いたら、続きを記事にしたいと思います。

Pixel 4 XLでも起きるらしい

この記事を書いた直後にスマホでDiscoverを見てみたら、海外でもPixel 4 XLの裏のカバーが外れるという記事を見かけました。

保証期間について(2020/07/26追記)

Googleのサポートに聞いてみたところ、保証交換した新しいスマホの保証期間は、「古いスマホの保証期間と変わらない」、つまり「当初購入した日から1年」だそうです。

根拠として、「保証センター – Google Store ヘルプ」を教えてもらいました。

こちらの「Google での対処」を見ると、「Google が本製品を修理もしくは交換した場合、修理または交換された本製品には、当初の保証期間が終了するまで引き続き保証が適用されます。」とあります。

つまり、当初新品で購入したなら、その日から1年が交換品の保証期間です。(当初の購入が再生品でしたら、90日になるようです)

続きの記事を投稿しました(2020/07/25追記)

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