SilverStone RM21-308 ラックマウントケース 外観レビュー
新しいファイルサーバーが必要になったので、SilverStoneのラックマウントサーバー用ケース、RM21-308(SST-RM21-308)を購入して組んでみました。
本記事では、組み立て前にRM21-308を紹介します。
SilverStone RM21-308の開封動画
本記事の詳細は、動画にしています。内部がどんな感じになっているかは、こちらの動画をご覧ください。
SilverStone RM21-308の製品仕様
SilverStoneの公式ページはこちらです。
- 型番:SST-RM21-308
- 2Uラックマウントケース
- 8台分のホットスワップ可能なHDD/SSDオープンベイ(3.5インチ、2.5インチ兼用)
- ホットスワップベイは、SFF-8087コネクタのMini-SAS ケーブル2本で接続
- MicroATX、Mini-ITXマザーボードに対応
- ATX電源も使用可能
- 4000rpmのファンを三つ搭載
- 価格は4万円~5万円
2Uラックマウントサーバーケースだ、というのは見れば分かりますが、MicroATXマザーボード、ATX電源など、通常の自作PCパーツが使えるのが大きな特徴です。業務用には向かないかもしれませんが、個人用のファイルサーバーとしては扱いやすいのではと思います。
ただし、HDDバックプレーンへの接続はMini-SASケーブルですので、別途HBAやRAIDボードなどを用意する必要があります。
2020/3/3時点、日本国内ではビックカメラ・ソフマップが販売しているようです。私は、Amazonで購入しました。(あまり流通していないようで、Amazonも品切れのことが多いです。たまにAmazon本体とマケプレから出品があります)
SilverStone RM21-308の梱包
こんな梱包で届きました。
実測で、梱包サイズは約60cm×55cm×21cmでした。重さは測れていませんが、Amazonによると10.4kgだそうです。
写真だと分かりにくいですが、一回開梱して(テープを切って)、再度テープを貼ったような形跡があったのが気になりました。
SilverStone RM21-308の製品外観
製品の外観はこんな感じです。
製品サイズ(後述のハンドルを除く)は、幅43cm×奥行き48cm×高さ8.85cm、製品重量は7.3kgです。(公式サイトより)
正面左側には、USB 2、USB 3、電源スイッチ、リセットスイッチ、電源LED、HDDアクセスLED、ネットワークアクセスLED×2があります。
正面右側には、光学ディスクドライブ(ノートPC用のスリムドライブ)ベイがあります。
3.5インチ/2.5インチのHDDトレイはこんな感じです。写真だと見にくいですが、内側に無駄な通風を防ぐカバーがついています。3.5インチHDDをつけるときは、その防風カバーを外します。トレイについては、次回の記事で詳しく紹介します。
SilverStone RM21-308の付属品
ケースと一緒に入っていた小箱には、ラックハンドルとその固定ネジ、説明書が入ってました。説明書はメーカー商品紹介ページからもダウンロードできます。
ラックハンドルを取り付けると、幅はおよそ48cmになります。
また、ケースを開けると、中には電源取り付け用ブラケットやHDDなどのネジが入っています。
- 電源取り付けブラケット・・・3種類
- 電源取り付けネジ・・・2種類(おそらく、ブラケットをケースに取り付けるものと、電源をケースに取り付けるもの)
- 3.5インチHDD用ネジ
- 2.5インチHDD/SSD用ネジ
- スリムタイプ光学ディスクドライブ用ネジ
- マザーボード取り付け用のナットとネジ
ネジの個数は数えていませんが、「2.5インチSSDを最大数つける」、「3.5インチを最大数つける」ともにできそうな数があります。
次回は、このケースにパーツを組み込んで、ファイルサーバーを作ってみたいと思います。続きの記事はこちらです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません