ビクセン、新型 天体観測用ライトSG-L02を5/29に発売
天体望遠鏡メーカーのビクセンが、新型の天体観測用ライトの発売を発表しました。ビクセンの天体観測用ライトというと、2016年頃に旧型のSG-L01を販売していましたが、現在は生産終了となっているようです。
ヘアバンド型ライトは世の中にたくさんありますし、白色と赤色を切り替えられるものも多数ありますが、ビクセンのライトは徹底して「目を眩ませない」工夫がなされています。
新製品のSG-L02は、目を眩ませない工夫はそのままに、「USB充電に対応」、「電球色スタート、赤色スタートの切り替え設定に対応」など、使い勝手を向上したそうです。
2020/5/24追記:yodobashi.comの販売ページが更新されました。新しいライトは5月29日に発売するようです。これに合わせてタイトルと本文を一部書き換えました。
2020/5/30追記:新型ライトが届きました。レビュー記事を投稿しましたので、ぜひご覧ください。
SG-L01(旧型)
ヘアバンド型のライトで、単三電池1個で動きます。ライトは電球色と赤色で、明るさを変えられます。
特長はなんと言っても目が眩まないように工夫されている所です。
一般的なライトですと、白色・赤色を選べて明るさも変更できる商品であっても、オンにした瞬間に白色系のライトが最大光量で点灯してしまいます。なので天体観測中に少しだけ照らしたい、というときに使うと、目が眩んでしまうことがあります。
対して、ビクセンのライトでは、オンにするとまずは赤色の暗い状態で点灯するため、天体観測時の暗い環境でも目が眩みません。ライトボタン2度押しで白色に変えられて、長押しで明るくできます。
記事執筆(2020/03/22)時点、旧型は既に生産終了・在庫限りの販売となっていて、ビクセンのネットショップやAmazonでは在庫なしとなっています。一部、楽天市場やヤフーショッピングでは出品があります。
※2020/3/22時点、製造終了・在庫限り。USB充電となった後継版「SG-L02」が発売予定。
SG-L02(新型)
ビクセンのプレスリリースはこちらです。
こんど発売する予定の新型ライトSG-L02は、単三電池ではなくUSBで充電する充電式になります。
旧型のような乾電池式は、電池切れが不安で予備電池も持っていく必要がありましたし、電池を交換するのも面倒でした。私の場合、使用済みの乾電池を捨てるのが面倒になって、結局使うのをやめてしまいました。
新型はUSB充電式なので、出かける前に充電しておけばよく、予備電池を用意したり持って行ったりする必要はありません。また、充電し忘れたとしても、クルマのシガーソケット充電器などを使えば移動中にも充電できますので、便利になるんじゃないかと思います。
また、明るさの設定範囲もより広くなるそうです。
SG-L01(旧型) | SG-L02(新型) | |
---|---|---|
赤色 | 0.4~7ルーメン | 0.28~7.62ルーメン |
電球色 | 4~27ルーメン | 3~42ルーメン |
赤色はより暗いところから、電球色もより明るいところまで明るさが設定できるようになります。特に電球色の明るい側は、旧型だと少し暗いかなと感じていたので、明るくなったのは良いかなと思います。
価格(メーカー希望小売価格)は、5,500円(税別)と、他社の一般的なライトと比べると高めの設定です。ただ、旧型と比べると、より使いやすくなりましたが価格は据え置きです。
発売日は未定とのことですが、ヨドバシ、ビックカメラなど、一部の店舗では注文を受け付けています。
私も天体観測・撮影用に購入しようと思います。
2020/5/24追記:5月29日に発売だそうです
昨日ヨドバシの商品ページを見たところ、発売日が追記されていました。新しいライトSG-L02は、2020/5/29に発売です。
ビクセンオンラインショップ、ヨドバシ、ビックカメラ、楽天などで税込み6050円で予約を受け付けているようです。早速、私もヨドバシで予約しました。
暗い赤色から点灯するので、暗闇で使っても目が眩みません。
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