SilverStone RM21-308 ラックマウントケース 外観レビュー

2020年3月5日自作PCFreeNAS,レビュー,自作PC

新しいファイルサーバーが必要になったので、SilverStoneのラックマウントサーバー用ケース、RM21-308(SST-RM21-308)を購入して組んでみました。

本記事では、組み立て前にRM21-308を紹介します。

SilverStone RM21-308の開封動画

本記事の詳細は、動画にしています。内部がどんな感じになっているかは、こちらの動画をご覧ください。

SilverStone RM21-308の製品仕様

SilverStoneの公式ページはこちらです。

  • 型番:SST-RM21-308
  • 2Uラックマウントケース
  • 8台分のホットスワップ可能なHDD/SSDオープンベイ(3.5インチ、2.5インチ兼用)
  • ホットスワップベイは、SFF-8087コネクタのMini-SAS ケーブル2本で接続
  • MicroATX、Mini-ITXマザーボードに対応
  • ATX電源も使用可能
  • 4000rpmのファンを三つ搭載
  • 価格は4万円~5万円

2Uラックマウントサーバーケースだ、というのは見れば分かりますが、MicroATXマザーボード、ATX電源など、通常の自作PCパーツが使えるのが大きな特徴です。業務用には向かないかもしれませんが、個人用のファイルサーバーとしては扱いやすいのではと思います。

ただし、HDDバックプレーンへの接続はMini-SASケーブルですので、別途HBAやRAIDボードなどを用意する必要があります。

2020/3/3時点、日本国内ではビックカメラ・ソフマップが販売しているようです。私は、Amazonで購入しました。(あまり流通していないようで、Amazonも品切れのことが多いです。たまにAmazon本体とマケプレから出品があります)

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SilverStone RM21-308の梱包

こんな梱包で届きました。

実測で、梱包サイズは約60cm×55cm×21cmでした。重さは測れていませんが、Amazonによると10.4kgだそうです。

写真だと分かりにくいですが、一回開梱して(テープを切って)、再度テープを貼ったような形跡があったのが気になりました。

SilverStone RM21-308の製品外観

製品の外観はこんな感じです。

製品サイズ(後述のハンドルを除く)は、幅43cm×奥行き48cm×高さ8.85cm、製品重量は7.3kgです。(公式サイトより)

正面左側には、USB 2、USB 3、電源スイッチ、リセットスイッチ、電源LED、HDDアクセスLED、ネットワークアクセスLED×2があります。

正面右側には、光学ディスクドライブ(ノートPC用のスリムドライブ)ベイがあります。

3.5インチ/2.5インチのHDDトレイはこんな感じです。写真だと見にくいですが、内側に無駄な通風を防ぐカバーがついています。3.5インチHDDをつけるときは、その防風カバーを外します。トレイについては、次回の記事で詳しく紹介します。

 SilverStone RM21-308:3.5インチHDDトレイ

SilverStone RM21-308の付属品

ケースと一緒に入っていた小箱には、ラックハンドルとその固定ネジ、説明書が入ってました。説明書はメーカー商品紹介ページからもダウンロードできます。

ラックハンドルを取り付けると、幅はおよそ48cmになります。

また、ケースを開けると、中には電源取り付け用ブラケットやHDDなどのネジが入っています。

  • 電源取り付けブラケット・・・3種類
  • 電源取り付けネジ・・・2種類(おそらく、ブラケットをケースに取り付けるものと、電源をケースに取り付けるもの)
  • 3.5インチHDD用ネジ
  • 2.5インチHDD/SSD用ネジ
  • スリムタイプ光学ディスクドライブ用ネジ
  • マザーボード取り付け用のナットとネジ

ネジの個数は数えていませんが、「2.5インチSSDを最大数つける」、「3.5インチを最大数つける」ともにできそうな数があります。

 SilverStone RM21-308:ネジやブラケット

次回は、このケースにパーツを組み込んで、ファイルサーバーを作ってみたいと思います。続きの記事はこちらです。