阿蘇市の内牧温泉「がね政 宝湯」を利用してみました

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熊本県阿蘇市、内牧うちのまき温泉の「宝湯」を利用してみました。「宝湯」は、「がねまさ」という温泉割烹に併設されている温泉の名前です。

こぢんまりとした温泉ですが、安いながらもタオルの貸し出しもあって、ぬるめの掛け流し温泉につかれる良い温泉でした。また、今回は温泉のみ利用させていただきましたが、温泉割烹ですので、お料理もいただけるようです。

「がね政 宝湯」へのアクセス

車でのアクセス

「がね政 宝湯」の住所は「熊本県 阿蘇市 内牧(うちのまき)186-1」です。カーナビなら「がね政(がねまさ)」で検索すると出てきます。もしくは、隣は阿蘇郵便局ですので「阿蘇郵便局」でも大丈夫だと思います。

温泉マークが書かれた「温泉割烹 がね政」の看板が目印です。

がね政 宝湯:通り側の外観

道を挟んだ向かいの月極駐車場に、「がね政・宝湯」という駐車スペースが3台分くらいありますので、ここを使いましょう。ただ、建物の前の看板を見ると「駐車場は反対側にある」とありますので、もしかしたら表口側(通りでない側)に駐車場があるのかもしれません。※「がね政 宝湯」の隣にアスファルトの駐車場がありますが、ここは隣の施設の駐車場だと思います。

がね政 宝湯:通りを挟んだ向かい(写真手前)に駐車場があります

公共交通機関でのアクセス

公共交通機関で行く場合は、電車とバスで行くことになると思います。最寄りのバス停は九州産交バス「阿蘇市商工会前」バス停で、ここへ向かうバスはJR豊肥本線の阿蘇駅などから出ているようです。

「がね政 宝湯」の入浴料と営業時間

入浴料は大人400円、小人200円で、無料でタオルやシャンプー・ボディーソープも借りられます。

また、常連の方向けに回数券も用意されていて、そちらは10枚綴りで2000円だそうです。ただし、回数券を使用する場合はタオルやボディーソープ等の貸し出しはないそうです。

温泉の営業時間は、10時から22時までです。最終受付は明記されていませんでしたが、恐らく22時までに出るなら、いつ入場してもよいのだと思います。

がね政 宝湯:入浴料と営業時間

入浴の受付と館内の案内

入館~受付

車やバスから降りたら、入館しましょう。どうもネットで調べると、通りに面しているのは裏口のようですので、少し分かりにくいです。

前掲の「温泉割烹 がね政」看板の所から、建物とブロック塀の間を通って進んでいきます。一応、写真のように案内が出ています。

がね政 宝湯:通りから建物入り口へ向かいます

進んでいくと門がありますのでくぐります。(多分、門の奥が表の庭で、さらに進んでいくと表口につながっているんだと思います)

がね政 宝湯:門をくぐります

門をくぐって右を向くと、建物の入り口があります。新型コロナの影響で非接触の体温計がありますので、これで検温して入館します。

がね政 宝湯:門をくぐって右を向くと、入り口があります

入館したら右手に進みます。

がね政 宝湯:受付するため、入館して右手へ進みます

歩いて行くと、割烹のカウンターがあります。お店の方がいない場合は、カウンターにあるインターホンで呼び出します。

がね政 宝湯:インターホンでお店の方を呼びます

お店の方が来たら、入浴料を支払います。ここで、タオルやシャンプー・ボディーソープも貸し出してくれます。シャンプーとボディーソープは、カウンターの反対側にかご入りでいくつか置いてありますので、一つ持っていきます。また、温泉は少し匂いがあるため、私物のタオルを使うと匂いがついてしまうかもしれません。気にする方はタオルも借りた方が良いでしょう。

がね政 宝湯:受付の反対側で、ボディーソープ等を借ります

受付が終わったら温泉に向かいます。建物の入り口方向へ戻ります。

休憩スペース、トイレ

受付カウンターから温泉入り口までの間に、休憩スペースやトイレがあります。

休憩スペースは建物入り口のすぐ右(受付カウンターからだと、建物出口の手前)にあります。ここに給水器や椅子がありますので、入浴前後の飲水や待ち合わせに使えます。

がね政 宝湯:休憩スペース
がね政 宝湯:給水器もあります

利用したコップは、テーブルにあるカゴに入れておきます。

がね政 宝湯:使ったコップはこちらに置いておきます

また、建物入り口すぐ左(受付カウンターからだと、建物出口を通り過ぎた所)にトイレがあります。

がね政 宝湯:建物入り口左手にトイレがあります。その奥が温泉です

温泉へ入浴

温泉の入り口は、建物を入って左手(受付カウンターからだと、建物出口を通り過ぎて)、前掲のトイレの奥にあります。突き当たり左が男湯、右手が女湯です。

がね政 宝湯:建物入口左手 突き当たりに温泉入り口があります

脱衣所に入って、靴を脱いで入室します。げた箱はありませんので、脱いでそのまま置いておきます。

脱衣所にはこれらの設備・備品がありました。

  • ロッカー:
    鍵付きロッカーが6個、鍵なしのロッカーが2個
  • 洗面台:1つ
  • ドライヤー:1つ

浴室に入ると、こんな感じの設備がありました。

  • シャワー:
    2席。シャワーは弱く、温度調整はできません
  • 洗面器、椅子:
    浴室の奥に置いてありますので、それを持ってきて使います。使い終わったら戻しましょう。
  • 内風呂
  • 露天風呂

内風呂、露天風呂ともに大きくありません。仲間で行くなら別として、他人同士であれば、内風呂・露天風呂それぞれ2人ずつくらいが限度、というくらいの大きさです。

温泉は少し白濁した鉄の匂いがする温泉で、加水・加熱をしていない掛け流しだそうです。ぬるめの温度ですので、ゆっくりつかれます。また、こちらの温泉は飲用可で、飲んでみると味はせず、鉄の匂いがします。胃腸が悪い人に効くらしいです。

おわりに

阿蘇 内牧温泉の温泉割烹「がね政 宝湯」を紹介しました。

温泉はこぢんまりとしていますが、ぬるいのでゆっくりつかってリラックスできます。また、タオルの貸し出しがある上、大人400円と安価な価格設定も良かったです。

今回、こちらのお料理はいただきませんでしたが、どうも、割烹は常時営業している訳ではなく、予約した上での利用になるようです。お料理に関しては、事前に問い合わせた方が良いと思います。

がね政 宝湯:お料理もいただけますが、事前予約が必要のようです

おまけ:ASO11026認定

検索しても全然出てきませんが、阿蘇温泉観光旅館協同組合という団体が、ISOをもじって「 ASO11026 (あそいいおふろ)認定証」という認定を行っているらしいです。団体のASO11026認定のページは消えてしまっているみたいですので、WayBack Machineへのリンクを貼っておきます。

で、この宝湯もASO11026認定を受けているそうです。

がね政 宝湯:ASO11026認定

阿蘇近辺の日帰り温泉を探していて、ようやく「がね政 宝湯」を見つけたのですが、この認定を行っている阿蘇温泉観光旅館協同組合のホームページを見たところ、他にもたくさん日帰り温泉があるみたいです。今度このあたりに行くときは、こちらのページを参考に他の温泉も寄ってみたいと思います。